古典的なのに新しい

お転婆で我儘な御姫様と黄金の竜、そして変身する魔法使い。
このお話に登場するキャラクター達はいつかどこかのおとぎ話で見たような者ばかりです。しかしその中身は古典的どころかとても現代風で不思議なリアリティーにあふれたものでした。

有り触れたようでいて、二転三転し先を読ませないストーリー。
結婚を嫌がる我儘な姫が愛する者を見出し変わっていく過程。
それらがとても丁寧に描かれており、最初から最後まで楽しく読むことが出来ました。

タイトルにある王女の結婚相手は誰なのか?
物語はどのような結末を迎えるのか?
揺れ動く乙女心と変幻自在な物語を楽しみたい貴方へ、おススメです!

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