人面瘡との奇妙な共棲生活と来たるべくして訪れるラスト

おもしろかったです。人面瘡は主人公が抱えている内面の問題のメタファーにも思えますし、外在化した問題(同僚、友人、恋人など)のようにも思えます。
ラストはもう少しひねりがあってもよかったと思いますが、短くコンパクトにまとまっており、無駄もなくてよくできていると思います。
クローネンバーグ監督の『ザ・ブルード 怒りのメタファー』を思い出しました。

第1回無貌賞への参加ありがとうございました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054897276302