導入から暗すぎる種明かしまで構成のうまい作品です ためになる
「人面瘡」は業の深い人間にあらわれるものとされてきたようです
では彼女の業とは何だったのか と考えてみるのもおもしろいし
イマジナリー・フレンドのようにも感じられるし
彼女がラストでおちいる状況にあるように
ある種の救いをもたらす存在だったととらえることもできると思います
人面瘡の彼女への罵倒はもうちょっと聞きたかったな
彼女の生い立ちと境遇はひどいものですが
それを「わきくん」に語らせるという選択もあったのではないでしょうか
そうしたらもっとひどくなるね