【小説】薄ら氷(うすらひ)

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概要

氷の壁に隔てられても
近世、山あいの集落での物語。伝統の祭祀と深く関わりながら日々の暮らしは送られる。集落の中でそれぞれの立場で生きる若者たちの、揺れ動く関係に焦点を当てる。そんな集落にも寒冷の冬が訪れ、今年もまた氷の壁が村と村、人と人とを分断させる。愛する人と離れ離れになり苦悶する若者の物語。
  • 完結済 全7話
  • 44,999文字
  • 更新
紀瀬川　沙
  • @Kisegawa

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