見事な語り口でした。

軽い語り口で始まり、そこからの思い出話に傾聴させられました。
そして最後には「してやられた」と私に引き込まれましたね。

二人称の形式にあまり馴染みはなかったのですが、
読後すぐに冒頭に引き返し、最初からそうだったのか、と思わず言ってしまいたくなるような。

すっ、と読めて非常に満足度の高い作品でした。
滅茶苦茶面白かったです。

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