概要
ワクワクするような人生の予告編を、僕たちはみた。
あらすじ:映画への憧れを捨てようとしていた僕は、むかし中国人の古老から聞いた雪シネマの伝説を思い出す。僕は映画学校の美人同級生Fとともに霧の雪原に迷い込み、狐の興行師が上映する雪電影を観る。
(大むかし自費出版した詩集に載せた短編です。当時、この物語を読むと幸せになるというデマをとばした人がいて、そのデマを信じてこの小説を読み本当に幸せになった方が何人も出、…子宝に恵まれた、意中の相手と奇跡的に結婚できた、落第確実な国家試験に合格した等々…結構評判になりました。その時は、霊感商法で作品を売りこむのもアリかも…とチラッと思いました。書いた本人はいさ知らず、この小説を読んだ方は幸せになれるかもしれません。保証は致しかねますが…)
(大むかし自費出版した詩集に載せた短編です。当時、この物語を読むと幸せになるというデマをとばした人がいて、そのデマを信じてこの小説を読み本当に幸せになった方が何人も出、…子宝に恵まれた、意中の相手と奇跡的に結婚できた、落第確実な国家試験に合格した等々…結構評判になりました。その時は、霊感商法で作品を売りこむのもアリかも…とチラッと思いました。書いた本人はいさ知らず、この小説を読んだ方は幸せになれるかもしれません。保証は致しかねますが…)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!幸福への切符、ここにあります!
タイトルに書いた『幸福への切符』とは、嘘ではありません。昔、「この物語を読むと幸せになれる」と評判になったお話だそうです。実際に幸運を手に入れた人たちがたくさんいらっしゃったとか(詳しくは小説の概要を読んでみてくださいね)。
『雪シネマ』━━なんて魅力的な言葉なのでしょう。興行師は狐。主人公は伝説のシネマをどうしても見たくて、霧のたちこめる雪原に迷い込みます。
ああ、『雪電影』! このタイトルを口のなかで呟いただけで、私は作者さんの描いた美しくも不思議な世界に誘われてしまいました。そして私も主人公の僕と、僕の美人同級生のFと、一緒にシネマを見たのです。確かに『わくわくするような人生の予…続きを読む