いずれアニメ化までされそうな傑作

前世の記憶を宿す内臓がある。前世の強い残留思念、トラウマによって超能力が発現する人もいる近未来という設定。
設定が非常にオリジナリティがあって素晴らしい。

呪術廻戦、サイコパス、神霊狩(士郎政宗オリジナル脚本アニメみんな観て)を彷彿とせるような読み味。

転生を前提とした社会のため能力主義が構造化、固定化されすぎている社会に超能力に悪の組織に主人公の謎の出自と盛り沢山。
ジャンルとしてはSFサスペンスアクション?

文章がめちゃくちゃ上手い。
読めばわかる文章のうまさ。

人物の描写が上手い上にモダン。
登場人物が結構多めなのにそれぞれキャラが立っていてかつアニメっぽいコミカルさもあるという。
それでいて前世をそれぞれ背負っているという深みまである。
素晴らしい。

設定のオリジナリティ。
言うまでもなく発明だと思う。


結論
いずれ見つかるべき傑作でありアニメ化漫画化までしうる強度のある作品でもある。
その一助となればと思いレビューを書きました。
応援しております。

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万世の轍

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