わたしたちの胸に秘めた、この小さな願い、おかあさんたちにも届けばいいな

　この物語の主人公は、４月に小学生になったばかり。

　その主人公が、いつも忙しいおかあさんに向けて、これからは自分でできることは自分でする……と宣言します。
　おかあさんのしごとをひとつでもへらしたい……と考えるのです。
　皆さまが子どもの時、こんなこと……考えませんでしたか？

　この主人公の優しさに、これを読んだ皆さまのこころは暖かくなると思います。
　もし、皆さまの子どもたちが、こんなことをするようになったら、大きくなったね……だけではなく、この主人公が、ここで望んだことをしてあげてください。

　それだけで、子どもたちは安心できるはずなんです。

　まずは、この短編、読んでみてください。