迫力のある戦闘シーンと、忍の師弟愛

山の中ひっそりと存在する忍の里。
大師範をつとめる葉太の前に現れたのは、かつて里を抜けた凄腕の忍びにそっくりな少女、桜子でした。

忍者ものの作品は数多くありますけど、本作でスポットを当てているのは、忍びの宿命と師弟愛。
里を抜けた忍と葉太、そして桜子の強い思いが迫力のある戦闘シーンと共に書かれた本作。

何がすごいって、この作品が同じプロットから別の作品を作ろうというゆあんさんの企画、『筆致は物語を超えるか』の参加作品であること。
プロットを読んだ限りでは、先生と教え子の関係描いた作品を連想したのですが、まさかの忍者もの!
あれこれ言う前に、まずはこれを思い付いたアイディアに脱帽です。

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