20年の時と恋の果てに。

 小さな商人の家に生まれた青年は、大きな商人の家の少女に恋をした。少女は昼下がりの椅子に、金髪を垂らし、外を見つめていた。植生豊かな小さいな庭。そこに入り込んだ感情。
 秘めた想いは20年の時を経ても変わることがなく、今も恋焦がれる。
 詩的な文章で綴られる恋の物語。
 
 是非、御一読下さい。

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