遅ればせながら読んでます。面白いですし、優しいですし、楽しく読んでます。
兄の机の上にあった星新一さんの「ごたごた気流」をたまたま手にとったところからSF、そして読書にはまりました。 高校、大学と神田神保町の近くに通っていたので、古…
公園に植えられた一本のケヤキの視点から見た人間社会や年月とともに成長していくケヤキに関わっていく人々やケヤキの木々の様子がこまやかに描かれています。人の暮らしの中で守られ共生している木々の営みや地域…続きを読む
一本のケヤキの木を主人公にした物語。童話のように、可愛らしい、目線で描かれながら、ケヤキの木に宿る感情は、人間らしく。取り巻く環境や、出会う人々との、言葉を介さぬ、交流は、温かさに包まれ…続きを読む
ある公園に大きな木があって、そこを訪れる人達を静かに見守っている…。でもそれは決して穏やかで平和で長閑なだけの物語ではありません。そこに住む人達の挫折もあれば失恋もあります。世の中が繁栄してい…続きを読む
公園に立つ、一本のケヤキの木を語り手とする、連作的な長編です。動くことも、声を出すことも出来ない彼は、変わりゆく人や街を見つめ続けるだけで、自分から何かをすることはできません。自分の枝で首を吊ろう…続きを読む
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