書き慣れておられ、場面の選択もエピソードも完璧、と言ってよいさりげなさ。驚きがあるようでない、なさそうで驚く。このパッケージでこれだけのメッセージが伝えられるとは!他の作品も、これからの作品もとても楽しみです。
無機物が生きている様な表現【太陽から向けられる熱視線は情熱的すぎて…】【太陽が秋のすまし顔に変わるまえに】オーバーな表現【身体中の水分を奪われて、カラッカラのミイラになってしまいそう…続きを読む
子どもの頃から空気というのが苦手で周りとの歩調を合わせられないでいた主人公。 自分が水溜まりを眼にしたら、やっぱりただの水溜まりにしか見えないだろうと思う。もしかしたらばっちい泥水とすら……それ…続きを読む
なんだかとっても共感してしまうお話でした。日常の中に、いくらでも発見だったり、笑顔になるものがある。息が詰まった時、もしくはポカンと1日がまっさらになってしまったような時、ふと歩いてみると、…続きを読む
世間を悩ませるウイルスの拡大をきっかけに、職を失うという憂き目を見た主人公。けれど、一見不運に見えるそんなきっかけから、彼はそのまま平穏な日々を過ごしていたら出会えなかった様々な「輝き」に気づきま…続きを読む
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