いつもと違う場所に足を踏み入れる。いつもと違う何かに、きっと出会える。

世間を悩ませるウイルスの拡大をきっかけに、職を失うという憂き目を見た主人公。
けれど、一見不運に見えるそんなきっかけから、彼はそのまま平穏な日々を過ごしていたら出会えなかった様々な「輝き」に気づきます。
周囲に合わせるだけじゃなく、時にはいつもと違うことに足を踏み入れてみる。横道に入り込んでみる。実はそれはとても価値のあることなのではないかと、改めて考えさせられます。
この息詰まるような日々に、すっと肩の力を抜いて呼吸することを思い出させてくれる、爽やかな物語です。

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