概要
青いキャンドルの灯る場所……彼女はそこで俺を待っている。
俺・黒須英隆は、親に先立たれ、妻とも別離し、茨城県の自宅でひとり寂しく暮らしていた。
クリスマスイブの朝、マッチングアプリで知り合った俺と同じバツイチの「ミナ」から「青いキャンドルの灯る場所で待っている」とのメッセージが送られてきた。
俺は意を決し、青いキャンドルの灯る場所を探す旅に出ようと、南へ向かう電車へ乗り込んだ。
クリスマスイブの朝、マッチングアプリで知り合った俺と同じバツイチの「ミナ」から「青いキャンドルの灯る場所で待っている」とのメッセージが送られてきた。
俺は意を決し、青いキャンドルの灯る場所を探す旅に出ようと、南へ向かう電車へ乗り込んだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!丁寧に作り込まれたリアリティ。作品世界にぐいぐいと引き込まれる。
テンポの良いストーリー運びに引き込まれて、一気に最後までページを捲りました。
他界した母の介護で疲れ果て、家族をも失った男性。クリスマスイブの日、マッチングアプリで知り合った女性から届いた一通のメッセージをきっかけに、彼は独りきりの部屋から立ち上がります。
メッセージに書かれた言葉をヒントに、彼女が待つ場所まで辿り着こうと奮闘する主人公。その道程で出会い、彼に手を差し伸べる人々もそれぞれに魅力的な個性を持ち、それぞれの人生を歩んでいることをしっかりと感じさせてくれます。丁寧に作り込まれたリアリティが、読み手を作品世界へぐいぐいと引き込みます。
主人公の味わう苦さ、情けなさ。それを全部引き…続きを読む