100th Chart:The Vermilion deck


 彼我の距離は10000ヤード約9000mを切り、命中弾も徐々に多くなり始めた。

『ドレッドノート』の斉射弾が、相次ぐ直撃弾によりもはや装甲の意味をなさなくなった海神の艦首部を打ち抜き、体内で炸裂する。傷つき、脆弱になった背部甲板が体内の爆圧に打ち上げられ、小規模な火山噴火の様に赤黒い神血と鋼材の破片を舞いあげた。頭部から尾部迄を走り抜ける脊髄中枢神経系にも被害が及んだのか、細長い首がビクリと雷撃に撃たれたかのように振動する。

 海神もただ撃たれるだけではない。入れ替わりで叩き込まれた敵2番艦の斉射弾の内、1発が『ドレッドノート』の5番砲塔で火花を散らせた。分厚い装甲板が半田ごてを押し当てられた飴細工のように歪み、抉られた装甲の破片が鈍色の紙吹雪を舞わせる。貫通こそ防いだものの、5番砲塔は殴打された釣鐘のように金属質の悲鳴を上げ、中で装填作業を行っていた船精霊が音圧に吹き飛ばされ、砲架に叩き付けられ鉄帽が火花を散らす。

 『ドレッドノート』に対する命中弾の余韻が残る中、報復の斉射が『シュパーブ』から放たれ、2番艦を両側から押し包むように着弾する。中央付近の3番砲塔に命中した砲弾は甲高い音を残して跳弾するが、至近弾となり海中へ踊りこんだ3発が遅動信管を作動させ、柔らかい下腹に水中衝撃波のアッパーカットを続けざまに突き刺し、巨大な神は蹈鞴を踏むように右へ左へと大きく揺らいだ。

 双方の艦上に砲火が閃くごとに、十数秒の間をおいて水柱と直撃弾の光が互いを包む。もとより数の少ない小口径速射砲は全滅して久しく、戦場に鳴り響くのは12インチ以上の巨砲による重低音の狂騒曲だ。王立艦隊の艦上で響く怒声も絶叫も悲鳴も、全て砲声と命中弾の轟音に飲み込まれかき消されるノイズにすぎない。


「距離5000ヤード!」

「主砲弾、残りわずかです!」

「構わん!残弾全て叩き込め!撃てば当たるぞ!」


 砲術科員の悲鳴にオルダーソン艦長は狂気じみた怒声を以て返す。本来、戦闘艦は弾薬庫内の砲弾全てを打ち尽くすことはない。どれほどの大海戦であっても、帰路での自衛のために幾らかは砲弾を残すことが暗黙の了解となっていた。

 その慣例をオルダーソンは意図的に無視した。「ぶつけてでも止めろ」と言う命令を受けた段階で、帰りの心配をする必要は事実上失われていたとも言える。

 艦長の闘志が乗り移ったことを証明するように、6門の砲身が戦慄き紅蓮の華で左舷側の海面を焼き払う。気が付けば双眼鏡も要らぬほどの至近距離に迫った敵に殺到した砲弾は、3発が命中して部材を巻き上げ、のこる3発が至近弾となった。砲身は殆ど水平に倒され、砲火を吐き出すごとに海面が抉れて飛沫が舞い、黒褐色の砲煙に彩を付け加える。


「敵2番艦、『シュパーブ』に向かいます!――――『シュパーブ』、取り舵!敵に艦首を向けます!」

「面舵5!稼働全砲塔を敵に向け続けろ!」


 狙われた『シュパーブ』は敵に対して柔らかな横腹を向け続ける愚は冒さず、主要装甲帯と兼用になった強固な艦首を敵へと向けていく。また、敵を射界に収めた艦首部の1番砲塔と左舷側の3番砲塔による阻止砲撃も続けられた。

 対して艦首側の1番砲塔を失った『ドレッドノート』は、先行する『シュパーブ』に向けて、左舷前方の海面を突入する敵海神へ残る砲塔を向けるため、僅かに面舵を切り始める。艦体が傾ぎ、跳ね上げた海水が甲板を洗い、原形をかろうじてとどめた主砲塔が異音と共に重々しく旋回を始める。

 浸水により機動力を削がれた結果、旋回による速度低下は通常よりも大きく、『ドレッドノート』は微かに前掲し減速しつつ回頭を続けた。味方との距離は空いてしまうが、敵2番艦は『ドレッドノート』と『シュパーブ』の十字砲火の中へ乗り入れる形となる。

 こうして2隻は敵に対して半包囲の体勢を確立しつつあったが、それらが絶対的な有利からは程遠いことを、海神自らが証明して見せた。

 折り重なる猛射によって厚く堆積した敵2番艦の後部背甲の鉄屑の山が、不気味に蠢いたかと思うと、大蛇が巣穴から這い出るかの様に重厚な砲身が突き出した。

 その数は4本、砲身と砲塔に絡みつくねじ曲がった金属片を振るい落としながら、ゆっくりとその筒先を横腹を見せた『ドレッドノート』へと向ける。


「後部砲塔!?まだ」


 生きていたのか――。大蛇の伏撃を最初に認識した砲術長が絶叫するよりも一瞬早く、この絶好の瞬間に一縷の望みをかけ、瓦礫の山の中でじっと息を潜めていた4番、5番砲塔が咆哮した。

 砲口から迸った紅蓮が、堆積した黒焦げの枯葉を一息に吹き飛ばす。強烈な衝撃波に叩かれた海面が拉げ、飛沫が踊る。膨れ上がった黒煙を引き裂き飛び出した4発の13.5インチ砲弾は、遥かな後方に音を置き去りにする前に海面を渡り、『ドレッドノート』の後部へと食らいついた。

 太く長く引かれていた航跡波が跡形もなく消し飛び、漂白され、大小の泡と共に空中へ向けて打ち上げられる。非戦闘時には軍艦旗を掲げる艦尾の旗竿が、直下に設けられた長官公室やスタンウォーク、艦の銘板と共に砕け散り、無数の破片となって反対舷側へとバラまかれる。

 少し針路をそれた1発は、またも5番砲塔を真正面から直撃し、今度こそ低い円筒形の砲塔を紙屑の様に引き裂いた。弾き飛ばされた砲身が轟音を立てながら舞い上がり、1本はそのまま波濤の中へ消え、もう1本は甲板に開けられた孔へと艦内隔壁を突き崩しながら滑り込み、隣接の臨時救護所を医師と負傷者ごと踏みつぶした。

 そして最後の1発は渦を巻く艦尾の手前に飛沫を噴き上げて潜り込み、海中で炸裂する。砲弾の水中爆発によって生じたバブルジェットは、海神の執念が乗り移ったように戦闘艦のアキレス腱へと食らいついた。


「ッ!?チッ――やられた」

「艦長、損害は?」


 激痛に顔を歪め一瞬足元に視線を落としたオルダーソンが口を開く前に、ジェリコーを含む司令部要員は『ドレッドノート』に何が起こったのかを強制的に理解することになる。

 2万2千トンの艦体が泥の海に突っ込んだかのように減速を始め、当て舵を切って直進へと戻りつつあった艦首が右へと回り始める。これらの不可解な動きが艦長の意思でないことは明白だった。


「舵機、及び推進軸の中央部2軸を喪失しました。操艦不能です」

「敵2番艦、面舵を切って向かってきます!衝突コース!」


 敵2番艦はこれを狙っていたに違いない。と、己の失策と武運の無さをオルダーソンは呪った。『シュパーブ』に突入すると見せかけ、『ドレッドノート』が後部砲塔の射界に収まるのを待ち、至近距離から砲撃。足を潰した上で、全門斉射の為にさらけ出された横腹へと突撃を敢行する。逃げるためでは無く、沈めるために命の火を燃やし切るための策。相打ちが前提の、深淵への片道切符だ。


「左前進一杯!右後進一杯!このまま迎撃します!」


 

 既に右回頭を始めている中で、無理に左へ回頭するのは時間の浪費だと判断した艦長は、あえて今の運動を加速させるように指示を出した。ギアを繋ぎ変えられたスクリュープロペラが海水をかき混ぜ、怪物によって噛み千切られたように無残な有様を晒す艦尾で海面が渦を巻く。

 元来、ドレッドノート級はほぼ全方向に対して3基以上の砲を向けられるように設計されている。1番と5番の砲塔を失った今では、艦尾を向ける方が有利だった。


「距離3000ヤード!」

「左舷側の乗員は右舷側へ退避!」

「艦尾より浸水!排水ポンプ作動しません!」

「砲術長!何としてもヤツを止めろ!」


 報告と指示と悲鳴の中に『ドレッドノート』自身の絶叫じみた警告ブザーの音が続き、間近に迫った敵2番艦に斉射弾を浴びせかける。4発の砲弾のうち3発が直撃し、その中の1発が細く伸びあがった首に真面に命中した。火花が散って爆炎が迸ると、切断された首が部品をまき散らしながら吹き飛び、力任せに鉈を振るわれた細い竹の様に不規則に回転しながら水柱に飲まれていく。

 もしも海神の脳組織が頭部に有ったのならばこれで決着はついていただろうが、彼らの中枢神経系は分厚い装甲に鎧われた胎の中だ。そして目を失ったにもかかわらず、海神は只一直線に『ドレッドノート』めがけて突入を続ける。その艦上にもはや砲火が上がることもなく、航行する瓦礫の山と形容できる艦体が迫る。

 左舷に向けられた砲塔から吐き出される砲弾をその身に受け、寸刻みにえぐり取られながらも歩みは止まらない。

 時間が粘度を帯び、1秒が1分に、1分が10分にも感じられるほど各々の意識が引き延ばされつつある中で、最悪の報告が艦橋に響く。


「距離2000ヤード!」

「砲術長より艦橋!残弾ありません!全弾射耗しました!」


 左舷に向けられていた4門の砲身が沈黙し、ウォードルの悲壮な報告が耳朶を打つ。ズタズタの海神を前に、遂に『ドレッドノート』はその全戦力を喪失し、迫りくる神を押しとどめる術を失った。


 ――万事休す


 ジェリコーが歯を食いしばり、乗員が息を飲んだ瞬間――――抵抗能力を喪失した『ドレッドノート』をあざ笑うように接近しつつあった海神を、無数の弾着の飛沫が包み込んだ。


「『テメレーア』、『ベレロフォン』の砲撃です!『シュパーブ』続きます!」


 前方を見れば、先行する2隻が旗艦を救うべく急旋回して、残る砲を全てこちらに向け砲撃を開始していた。その近くに腹を見せて転覆しつつある敵3番艦の姿がある。どうやら、向こうは首尾よく仕留めることが出来たようだ。

 直線距離で2000ヤード離れていない目標のうち、片方を正確に打ち抜く。一歩間違えれば旗艦を誤射しかねない危険な賭けだが、各艦の艦長は生粋の鉄砲屋としてそれを理由に旗艦を見捨てることを拒んだらしい。

 戦艦3隻分の全力砲撃が繰り返されれば、海面が弾け、鋼材が吹き飛び、金属質の不協和音が響き渡る。そうして、敵2番艦と『ドレッドノート』の距離が1000ヤードを切った時。ついに、確率の女神は海の神を見限った。


――この時、決定打となった砲弾が『テメレーア』、『ベレロフォン』、『シュパーブ』の内、どの艦から放たれたものであるかを結論付ける資料は今日に至っても発見されていない。その原因として、乱戦状態となり秩序だった砲撃が不可能になったこと、最後の砲撃はほぼ同時に行われたこと等を上げることができるが。なにより、この3艦の艦長と乗員全てが「旗艦を救ったのは自分の艦ではなく、第6戦艦戦隊だ」と主張し、新王を含む海軍部がそれらを公式見解としたことで、ある意味で玉虫色のに落ち着いたと見るべきだった――


 無数の水柱に押し包まれ、神血の吹き出す艦首だった場所を外へと突き出した海神の艦体は、明らかに左へと傾いていた。その艦上に大爆発の痕跡は無く、主砲弾薬庫に誘爆したような形跡はない。砲弾による致命傷と言うよりも、魚雷を数本まとめて喰らったかのような印象を与える。

 不可解な損傷にジェリコーが眉を顰める間もなく、見る間に速力を衰えさせた海神に好機とばかりにダメ押しの砲撃が降り注ぎ、背甲で次々と火炎が踊り鋼材が弾ける。もはやそこに有ったのは、強固な装甲に身を包んだ絶海の覇王では無く、朽ち果て沈む時を待つ物言わぬ骸だった。

 最後の砲弾が飛沫を上げた直後、円卓の騎士を始めとする王立艦隊を文字通り蹂躙した海神は、4隻の戦艦が見守る中ゆっくりと左舷側へと横転していき、遂には巨大な鰭と広大な腹を空に晒して停止した。


「敵2番艦、転覆。漂流します。周囲に敵影ありません」


 砲術長からの報告が、この熾烈な海戦の最後を締めくくった。








「『ドレッドノート』大破航行不能。『ベレロフォン』『シュパーブ』中破。『テメレーア』小破か。第6戦艦戦隊こっちも随分こっぴどくやられたものだな」


 這う這うの体で東へと逃走を始めた2隻のケーニヒ級を、ようやく合流できた第1巡洋艦戦隊の『デューク・オブ・エディンバラ』、第2巡洋艦戦隊の『アキリーズ』、『コクラン』と共同して仕留めたビーティーは、集合海域に戻ってきた第6戦艦戦隊の各艦を見ながら重い溜息を吐き出した。

 集合海域として指定した海面よりも東側では、赤く燃えるような海面を生き残った駆逐艦が走り回り、生存者の救助に当たっている。全ての艦が大なり小なり損害を受けているが、大破と判定できる艦は驚くほど少ない。これは別に喜ばしいことでもなんでもなく、傷つき、弱った艦から仕留められていった結果だろう。

 今、生き残った本隊の司令部が麾下部隊の損害を集計しているが、死屍累々の海面を見ればその結果がどうなるかは考えるまでもない。海軍本部や第一海軍卿の青ざめた顔が今から目の前に浮かんでくるようだ。

 かく言う自分も、新鋭の巡戦2隻を失い、何より即位間もない新王を守れなかった将官として左遷か、はたまた銃殺だろうか。と何処か独り言の様な感想が胸の内に浮かんでくる。

 食う為に海軍に入り、いつしか大将アドミラルと呼ばれるようになったわけだが、年貢の納め時かもしれない。運よく命を繋いだ時は、回顧録あたりを綴ってみるもいいだろう。この類を見ない大海戦において、最新鋭艦を駆って戦ったのは揺るがない事実なのだから、売れ行きは悲観するほどでも無い様な気がする。――まずいな、若干楽しみになってきた。

『インヴィンシブル』の欄干に寄りかかりながら、もはや病院船の趣となった戦艦『サー・ベディヴィエール』に、救援に駆けつけた老嬢『オフィーリア』が横付けするのを眺めていると、少し前にちょっとした仕事を頼んだ副官が戻ってきた。


「提督、『アヤカゼ』は無事だそうです。乗員に被害は出たようですが、艦長、副長ともに健在です。また、負傷者の本艦への移譲を希望しておりまして、先ほど艦長が許可を出しました」

「結構――やはり生き残ったか。ま、そんな気はしていたがね」


 あの時、『インヴィンシブル』の真正面で砲火を閃かせ、空からの闖入者をはたき落とした異質な艦を脳裏に描く。限りなく薄い排煙の色に、巡洋艦ほどもある重厚な艦体、丈高くがっしりとしたマスト、甲板に敷き並べられた数々の兵装。あれほどの装備を”駆逐艦”に詰め込めるのであれば、人類の技術もまだまだ捨てたモノでは無いかもしれない。


「それにしても、これからどうなるのでしょうか。ここまでの損害を受ければ、一から海軍を作り直すのとそう変わりません」


 自分の隣に立って『インヴィンシブル』の甲板を見下ろし不安げな顔をする副官に「そう悲観するモノではない」とビーティーは笑って見せた。


「この戦でラウンド・テーブル級の様な前ド級戦艦は数を揃えても新型海神に歯が立たないことがはっきりし、無敵に思われたドレッドノート級にも致命的な弱点が見つかった。遅かれ早かれ、王立海軍は主力艦の再整備が必要だったろう。大規模なブレイクスルーによる世代交代と、今回の大損害が重なったのは、不幸中の幸いだと思うがね」

「血の入れ替え、と言うべきですかね」

「入れ替えられた血にとってはたまったものではないが、それが事実だ。今後、海軍の標準はドレッドノートを超える、超ド級戦艦に移る。無論、コストもかかるだろうが、国民も議会も、この状態で予算を削ろうとするほど楽天家ではない。これは逆に、今まで以上の大艦隊を整備する好機だ。この点だけに限れば、むしろ派手に蹴飛ばされてよかったかもしれん」

「乗員は船精霊で何とかなりますが、問題は艦の首脳部ですね。海軍兵学校の拡充も考えねば。教官も足りなくなります」

「その教官候補は、大勢海に浮いている。だからこそ、一人でも多く吊り上げて連れ帰らねばなるまい」


 副長と同じように欄干から見下ろせば、西日で赤く塗装された甲板を無数の船精霊が行きかっている。舷側に横付けされた内火艇や端艇から負傷者が移され、負傷の度合いによって治療を受ける場所や待機場所を割り振られ手すきの乗員によって誘導されていった。重傷者を満載した艇は辛うじて生き残ったデリッククレーンで艇ごと吊り上げて収容していく。医薬品には限りがあるが、それでも他の艦よりも備蓄は多く潤沢だった。

 空は赤く燃え、海は赤橙色の輝きを見せながらうねり、時折飛沫が宙を舞う。病院船代わりに負傷者を受け入れる、損傷した主力艦群の丈高いマストは、黒い影となって海原に十字架を落とす。赤と橙に染め上げられた世界に蠢くのは、勝者と呼べぬ程傷つき、疲れ果てた艦と乗員たちだ。


「”朱砂の甲板The Vermilion deck”にするか」

「はい?」

「銃殺にされず、予備役になった後に書く予定の回顧録の題名だ。無論、買ってくれるな?」


 更迭を前提としたビーティーの予定に、思わず「いきなり何言ってんだコイツ」と言う表情を浮かべてしまった副官ではあるが、咳払いとともに表層を取り繕う事には辛うじて成功した。


「――――それが発行される十数年先に、まだ私が生きていれば初版を頂けますか?勿論、直筆のサイン付きで」


 一目で中破以上の損害と解る大柄な駆逐艦が汽笛を鳴らしながら接近してきたのは、その後すぐの事だった。



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海神の揺籃 クレイドル501 @magnetite

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