概要
貴女に会った時「こんな美人が百合小説を書く訳が無い」と私はそう思った。
あなたに初めて会った時、こんな美人が百合小説を書く訳が無い、と私はそう思った。 仕事に人間関係に日々を生きることで精一杯な主人公の絃(いと)と、趣味で百合小説を書いているみちるの読み手と書き手の百合恋物語。 あなたの小説を知ったきっかけは何だっただろうか。きっとそれは些細なものだったのか今それを思い出そうとしてもなかなかに難しい。 デビューしている小説家の先生たちに劣らぬ人気を持つみちるは、更新の度に寄せられるある人からの感想をいつも心待ちにしていた。 「拝啓、作者様」いつも決まってこの言葉から始まるあなたの感想は、いつしか私を魅了してあなたが贈ってくれる言葉の世界で私は微笑んでいた。 百合小説と言うまだまだ小さな世界で出会った読み手と書き手。 きっとこの二人は始めたら作者とファンと言う関係
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