前半はツボを押さえた分化、断絶の話でありながらその断絶に一捻りがあり「感謝」への着地が素晴らしい。全ての苦悩を肩代わりしていた真実に気づき、だからこそ既に届かぬ感謝の念を抱く。大変好きな断絶でした。
こんにちは。 初めましての方は『私と溝口君』シリーズが一番読みやすいのではないかなと思います。1話完結の掌編シリーズでそれぞれに繋がりがないので基本的に何処…
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