概要
これは長い長い『愛』の物語。どうせ「めでたし」で終われない世界のお伽話
山犬の少女——瑠璃の目の前で殺された『大切だったひと』。これを機に少女は『義家族《かぞく》』という奇妙な縁で結ばれた他の山犬たちと出会いを重ね、自分の真実を知ってゆく——世界の理を知ってゆく。
ここは満ち欠けることなき赤き満月が常夜を支配し、『オニ』の蠢く闇が包む国。その山々に『神』として民草に語り継がれし山犬がいた。
『山犬』とは一体なんなのか。この世界を蝕む『オニ』の正体とはなんなのか。徐々に詳らかにされる真実は、希望であり絶望。果たしてこの世界に『生まれた』意味はあったのか。
十人十色の想いが交錯する御伽草子、はじまりはじまり――
——————
毎週水曜18:00に定期更新しています。(休止中)
一話の文量は三千字〜四千字くらいを目安にしています。行間は適宜空けてますが、基本的に縦読み推奨です。
ここは満ち欠けることなき赤き満月が常夜を支配し、『オニ』の蠢く闇が包む国。その山々に『神』として民草に語り継がれし山犬がいた。
『山犬』とは一体なんなのか。この世界を蝕む『オニ』の正体とはなんなのか。徐々に詳らかにされる真実は、希望であり絶望。果たしてこの世界に『生まれた』意味はあったのか。
十人十色の想いが交錯する御伽草子、はじまりはじまり――
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一話の文量は三千字〜四千字くらいを目安にしています。行間は適宜空けてますが、基本的に縦読み推奨です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!十人十色、鮮やかさも穢さもいとおしい
この作品には登場人物が多くいますが、一人ひとりが違った色を持っていて、一つも同じ輝きはありません。
違うからこそ寄り添いあって、違うからこそ背きあって、そうして誰もが自分の色を抱えて、必死に生きています。だからこそいとおしいと思います。
移り変わる季節の中、関係性の中で、ありありと浮かび上がる彼らの輪郭に、この物語を読む時間私たちは触れることができます。あたたかく、せつなく、するどく、真に迫ってきます。情景も時間も心情も、美しいです。堪らず人を愛したくなるし、今を愛したくなります。
超オススメです。星5つです。世界観の作り込みや、物語の構成も上手いです。折り紙付きです。とても面白いです。 - ★★★ Excellent!!!残酷で、歪んでいて、それでいて美しい
『十草物語』のおすすめポイントは?と訊かれた場合、その答えは簡単です。なぜって、
「全部」
こう答えるより他ありませんから。
卑怯とも言えるほど秀逸な言葉選び。不穏な空気が漂いつつも、魅惑的で美しい世界観。随所に張り巡らされた伏線に、謎が謎を呼ぶ展開。圧倒的な筆力による情景・心理描写はとても丁寧で、読む者の心を掴んで放しません。キャラクターも皆魅力的で、知れば知るほど好きになっていきます。
意匠が凝らされたファンタジーを読みたい方。物語世界にどっぷり浸かり、じっくり考察しながら読み進めたい方。溢れんばかりの色や和の雰囲気に興味をお持ちの方。魅力あふれるキャラクターとその関係性に尊さ…続きを読む