雪景色。図書館の本を返しに行きます。内容はそれだけですが、そこがいいです。短編ならではの手法でしょう。純文学の美しさを感じられます。何度も読みたくなる作品です!
今はカクヨム低浮上です。 チャット小説アプリpeep公式作家(2作品作成)。 10文字ホラー1に3作品収録。 10文字ホラー2に1作品収録。 10文字ホ…
飛騨高山の雪に埋もれた日常が描かれています。 雪は、たまに降る分には綺麗でわくわくさせてくれるんだけれど、これが毎日来る日も来る日も積もりつづけるとうんざりしてくる。その閉塞感に満ちた日常。…続きを読む
雪国の冬のひとコマを描いた短編です。主人公のひと言ひと言に、厳しい季節を日常として暮らさねばならない者の倦怠と心の疲れが滲み出ています。空の色や水の温度、白い吐息、肌の感覚で伝えられる描写と、冷…続きを読む
書かれているのは日常の出来事です。非日常のことはなにも起きません。でも、その中で葛藤があり、気づくことがあり、主人公が変わっていきます。日常のなんでもないことが、しとやかに書かれている物語です。
雪国に引っ越してきた女性は、ある雪の日に、自宅で一冊の本を発見する。その本は市立図書館から借りてきたもので、今日が返却期限日だった。外は相変わらず雪が降り続き、女性は何もしたくない気分だった。しか…続きを読む
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