生きる意志と、つかのま閃く泡沫の記憶

「記憶の扉」が、特に好きですが、このつきのさんの詩集には、生についてのさまざまな苦い思いが淡々とつづられているようにも見え、同時に生きてゆく意志が強調されています。
 そのような生のなかで、つかのま閃く泡沫の記憶、それにより、またそれをどのように受け取るかにもよりますが、何度も救われながら、日々を繰り返し、送っていらっしゃるようにも感じられました。

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