【詩集】三日月想詩

つきの

三日月想詩

届かぬ心も

伝えられぬ気持ちも


こうして抱えながら

言の葉にかえて


想いは知らずこぼれて

小さな星になり


淋しいわたしを

慰めるようにまたた



うつらうつらと


眠ろう



満月になるまで

わたしは目を瞑って


ただ


あなたとあの空の

優しい夢をみる

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