これほどのご飯が目の前に用意されたら、わたしだって尻尾振っちゃうな……

 料理ができない、このエッセイのヒロイン、みさきさん。お仕事から帰ってきたばかりの主人公にさっそく、ご飯を作って……と、お願いする毎日なのです。
 でも、お願いする割に、冷蔵庫の中は、あまりにも寂しくて……。

 こんな、破滅的に女子力の乏しい、みさきさんのために、主人公がエプロンまでして手がけたご飯は……?

 はい! 第一話から、美味しそうなご飯ができあがります。その文章からは、美味しそうな匂いも漂ってきそうです。
 その上なんと、丁寧なレシピ付き! 料理の苦手なあなたでもできそうです。

 そして、お腹をすかせた、みさきさん、まさに尻尾を振っている姿が、とてもかわいいのです。もう、すでに餌付けされてるのが、皆さまにもわかるかと思います。
 時々、会話の合間に挿しこまれる、みさきさんのえっちな呟き、もう、それでさえかわいい。

 皆さまも、いろいろと真似てみるのをお薦めします。
 そこに芽生えるのは……、暖かな、大好きって気持ちかもしれませんよ。

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