ホラー小説を書いていたら良いことがありました
巧妙な叙述トリック、意想外の展開……どこをとっても大賞の名に恥じない作品でした。
しょっぱなからやべーメンヘラ女出てきたぞ…なになにメンヘラの話?こわ…共依存…クソビッチメンヘラさんやん…と思って読み進めていたらちゃんとメリーポピンズも回収してマジカルも回収してました。佐嶋遊が…続きを読む
人の皮を被った悪魔のような存在の恐ろしさと、それにただただ蹂躙されるしかなかった人の哀れさに後頭部がぞわぞわするような感覚を覚えました。
文章力が尋常ならず高いです。それだけでなく、人生の荒波にもがく中でちらりと一瞬目に入るせびれや尾ひれのような一片の真理たちが、なんともいえぬ後味と厚みを物語にもたらしています。最後、種明かし的に語り…続きを読む
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