概要
あなたは人が殺人と言う【一線】を越える瞬間、見た事ありますか?
2042年、『犯罪防止策』によって全国民を監視し、犯罪者を事前に予測しマーク付けした。それを≪犯罪者予備軍・通称ブルーマーク≫と呼ぶ。
連続殺人を最速で解決するべく極秘で結成された特殊部署『特殊殺人対策捜査班』。
班長である三輪蕗二は、心に巣食う復讐心と殺意を抱え、親友の同僚、亡き父の相棒、そして≪ブルーマーク≫である特殊なメンバー3名とともに、解決困難と思われた凶悪で猟奇的な殺人事件を次々と解決した。
そして、最大の切り札≪氷の眼≫を持つ少年・芳乃蓮との関わりによって、蕗二は己と向き合い、あらたに前進する。
しかしそれが、新たな悲劇を生みだすことを知らず――。
完璧な監視社会を実現しても、人類最大の罪【殺人】はなぜ無くならないのか。
我々はいったい、何度同じ過ちを繰り返せば気がつ
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