ルナティック・ブレイン【ー特殊殺人対策捜査班ー】後編
橋依 直宏
世界設定と登場人物紹介【※前編ネタバレあり※】
【お知らせ】
※2022年8月、作者体調不良のため執筆を中断し、申し訳ございませんが連載を一旦休止いたします。詳しくは近状ノートへ。
再開まで少々お待ちください※
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※ルナティック・ブレイン前編を忘れた方向けに、簡易的な登場人物紹介をいたします。ネタバレがあるため、要注意。人物が覚えられない、または覚えてない方向けのため、必ず読む必要はありません。※
ー舞台ー
2042年、日本。
超級少子高齢社会が訪れ、不況や度重なる自然災害により治安が悪化。世界治安ランキングから転落したのを機に、11年前の2031年『犯罪防止策』が施行された。
国民の個人情報保護は最低限まで破棄、政府が個人を完全把握し、定期テストなどを行い、将来犯罪を起こすであろう犯罪者予備軍を事前に予測し、両耳に青いサージカルステンレスのフープピアスを強制装着させている。この者たちを≪ブルーマーク≫と呼ぶ。犯罪者には≪レッドマーク≫という赤いピアスを強制装着する。これにより、日本の犯罪発生率は著しく減少している。
しかし、殺人はなぜか無くならなかった。
そのため、とくに解決困難な連続殺人事件を最速で解決するために、【特殊殺人対策捜査班】が極秘で結成された。
ー登場人物ー
・
本小説の主人公。
【特殊殺人対策捜査班】班長。警部補。
背が飛び抜けて高く、身体能力も高い。頭脳よりも本能で動くのを得意とする。
17歳の時、≪ブルーマーク≫の男が起こした無差別殺人事件に巻き込まれ、刑事であった父親を目の前で殺された。犯人は事件後自殺してしまい、蕗二はショックのあまりその事実を忘却。以来10年もの間、≪ブルーマーク≫を恨み続け、復讐のためだけに刑事として生きてきた。
・
≪ブルーマーク≫。高校一年生。
人の心を視ることができる氷の眼を持つ。その能力から、捜査の切り札として重要視されているが、本人は能力を嫌っており非協力的。実は能力をコントロールできず人の心が無差別的に視えるため、人と目を合わせることを避けている。
・
【特殊殺人対策捜査班】副班長。巡査部長。
蕗二が異動の際、
かつて一度バディを組んだことがあり、同僚かつ友人としても蕗二を慕っている。
刑事ドラマが好きで、憧れて警察官になった。
穏やかな性格でサポート能力が高く、ミーハーで物知りである。
・
≪ブルーマーク≫。大学生。
死体に関して豊富な知識を持ち、捜査に貢献している。死体愛好家・ネクロフィリア。17歳の時にストーカー事件に巻き込まれて以来、生きている者の体温に触れることができない(4章)。
・
≪ブルーマーク≫。会社員。
大手企業のシステムエンジニアとして普段は生活しているハッカー。企業重要システムに侵入するのを趣味としている。犯罪防止策を思考された当初から≪ブルーマーク≫として指定されており、その関係で別れた妻子がいる。(5章)
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【特殊殺人対策捜査班】の補佐。警部。
普段は捜査一課の係長として現場を指揮をしている。かつて蕗二の父・ユキと相棒を組んでいた。
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【特殊殺人対策捜査班】の創設者。警視監。
彼個人の独断で【特殊殺人対策捜査班】を創設。極秘で捜査を行わせている。
・
鑑識課主任。警視。
検視官として、【特殊殺人対策捜査班】に肩入れしている。
かつて菊田の部下として刑事一課に所属していた。
・
鑑識課。巡査。
東検視官の部下。ともかく声が大きい。蕗二たちの捜査の際に協力する。
・
原宿署。捜査一課。
ある事件にて【特殊殺人対策捜査班】と接触。蕗二とはウマが合わず、たびたび嫌がらせをしている。部下に記憶力がいい椛島と言う部下がいる。(第3章)
・
中野署。生活安全課。
ある事件にて【特殊殺人対策捜査班】と接触。蕗二の父・ユキとは同期であるよしみで、たびたび捜査協力をしてくれる。部下に最近子供が生まれた桑原と言う部下がいる。(第5章)
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心理カウンセラー。ある事件にて捜査協力を行い、たびたび関わることがある。蕗二に深刻なPTSDがある事を指摘し、カウンセリングを受けるように勧めている(第6章)
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サニースマイルという特殊清掃業者。主に事件後、警察が撤退した死体があった部屋を片付ける。珍しい存在だが、ごく稀に事件現場で遭遇することがある。(第3章)
・
獣医師。ある事件にて捜査協力を行い、たびたび関わることがある。(第6章)
芳乃とは近所の付き合いがあり、「
・
大手海外医療機器メーカー「ジブリール」代表取締役社長。
芳乃と同じ、心を視る能力を持っていると思われる。
授業の一環で会社に見学へ来ていた芳乃に興味を示し接触、名刺を渡している。(第5章)
・
蕗二の高校時代の同級生。同じ野球部に
以上、本編をお楽しみください。
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