第7話 もし人間が自然発生説だったら

 太郎君は池の周囲を時速10キロでランニングしてました。

 次郎君はその池に向かって時速4キロで歩いてました。

 太郎君は池の泡から発生してきた人間を拾いました。太郎君はその人間を三郎と名付けました。

 次郎君は歩いている道端に映えている人間を引っこ抜きました。次郎君はその人間を四郎と名付けました。

 三郎君はそのまま山の方を駆け上がっていくと、なんか人間が地面からぼこっと出てきたので五郎君と名付けました。一方で四郎君は服の山の間からぬるりと出てきた人間を六郎君と名付けました。

 五郎君と六郎君は合流して沼から湧き出た人間を七郎君と名付けました。



 さて、太郎君から七郎君はどこから来たのでしょうか?



          了

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