ひとつの花に託す。

作者 烏目浩輔(からすめこうすけ)

こんなに切なく、それでいて温かい気持ちになれるものなんですね。

  • ★★★ Excellent!!!

AIの発展スピードが加速し、シンギュラリティなる単語が頻繁に聞かれるようになった現代。AIやロボットに職を奪われないか、存在を否定されないかとビクビクする現代人。2世紀前のラッダイト運動の再来だ。
暫くすると、本作品に描かれた世界が出現するのだろう。
でも、アンドロイドは人間に危害を加えない。
軍拡に勤しむ国家か、狂ったテロリストが殺人アンドロイドを作り上げない限り。
だから、本作品で描いた通り、何かのキッカケで、こんな世の中に移行するんだろう。
その過渡期には軋轢があるはずで、それを乗り越えるには一種のヒーローが求められる。
本作品は、そんなヒーローとヒロインの人情物語である。
老い先の短い私がヒーローとなる可能性は少ないが、SF好きの私としては、そんな心意気で未来を迎えたいものだ。

短編にはMAX2つが信条なんですが、星3つ付けました。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

あまり長いお話ではないので、ご自身の眼で確かめるのが一番!
短い中に、ぎっちりもっちり「世界」が詰まっています。

真空状態に〇年も放置されたアンドロイドが果たしてまともに動くのか? とか、可動エネ… 続きを読む

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