尊い。ひたすらに切なくて尊い。

死にそうな兄の魂を奪おうとする死神黒羽と高校生の主人公。
主人公の魂を奪おうとする死神にこそ暗くて悲しい過去があったのだった……。
読んでいる時、「百合かな?」と思って読んでいましたが、百合以上の絆で結ばれた二人がそこにはいました。
そのやりとりが尊い。ひたすらに尊い。
その上切なくて、思わず涙が出そうになりました。