私は沖縄生まれで、一応琉球王族の血を引く人間だ。母方がそうだったのだがプライドが高く、王家の血を引いていることを彼らは誇りに思っているようだった。
さて、カクヨムを久しぶりに漁っていると珍しく琉球王朝の歴史小説を見つけたので読んでみると、面白いったらありゃしない。
登場人物たち王族の築き上げた歴史はやがて薩摩藩に征服されるわけだが、これから彼らが薩摩藩とどうやり合うのか、楽しみでならない。
小さな国の、小さな王朝で彼らは生きてきた。隣の大きな島国のひとつに、彼らはどう対処していくのだろう。
続きが気になる一作であった。