黒槍のヤノ　～新アステール叙事詩・序曲～

アステールの東の果てに聳える山々の一つ、カムラナムタの中腹に隠るカムラナの民のもとに、不吉が迫っていた。いち早く危険に気付いた青年ヤノは、仲間とともに村に迫る脅威に立ち向かう。しかし、襲い来る悪魔に為す術なく、窮地に陥るヤノ。もがく彼が手に取ったのは、神話に謳われる魔王の槍だった。
かつて、詩人ホメルによって吟われた神話を引き継ぐ新たな英雄譚、その旅立ちの物語。


※終末のガイア様ご企画「神話の創造『アステール神話』──みんなで描く、新しい神話群──」参加作品です。
（https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054893297020）
※虫嫌いの作者による虫描写がございます。苦手な方はご注意下さい。