共に過ごしてきた時間は新たな心を生み出す。これが青春の一ページなのだ。

夏休み明け。
生徒全体が気だるさがぬぐえない季節でもある。
そんな当たり前の日常から、その日ある一言で、一転した。

「転校生を紹介します」

そう言って、登場した転校生の名前は江草朝露という美少女だった。
そんな彼女との出会い。
主人公の大輔はひょんなきっかけから、朝露と関わることが多くなり……。

青春という言葉一つでまとめてしまうとまた違う話になると思いますが、本作品の魅力はきっかけがなんであれ、私は大輔が自分の本当の心に「気付いた」ということがとてもよかったと感じました。

「朝露」のような心でいれるのは、それこそ学生のときだからこそ輝くもの。
大人になると、そうもいかないのです。
だからこそ、大人は青春を送れる子供を羨ましがる。
逆に子供は大人が自由に見えて、早く大人になりたがる。

彼らの出会いがいいものである。
必ずどこかでまた繋がれると信じています!
素敵な物語、ありがとうございました!

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