アクトノイド

作者 @hiro1969

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★★★ Excellent!!!

類稀なる演技力を持ちながら、平凡な容姿のためになかなか役に恵まれないミカ。そんなミカの人生は、ある日演劇用ヒューマノイド、アクトノイドと出会ったことで変わり始める……
演じるとはどういうことか、自分とは何かという命題について考えさせていただきました。ミカが積み重ねの先に最後に選んだ道には鳥肌が立ちました……

★★★ Excellent!!!

すでに現代ではボーカロイドという人間の音声をコンピュータに取り込んで、自由に曲を歌わせるソフトが存在するわけですが、この物語にはその更に先を行く発想として、人間そっくりのヒューマノイドロボットを操って演技をする「アクトノイド」という概念が登場します。

主人公ミカは優れた演技力を持ちながら、容姿が人並みであるためにどうしても女優として正当な評価をされません。
仕事が回ってきても「見た目が良い」「スポンサーの意向」などの理由で自分よりも演技力に劣る女優に仕事を取られて忸怩たる思いを抱えていました。
しかし、そんな彼女に転機が訪れます。
ある天才エンジニアが作った美少女ヒューマノイドロボット「アクトノイド」を操縦して役者を演じてもらえないかというオファーが来るのです。
ミカは葛藤しながらも、どんな形でも自分の演技をする場所がもらえるのならと覚悟を決めるのですが……。

物語はミカが「アクトノイド」を操縦しながら、色々な映画や劇を演じることを通じて演技のあり方、人とのつながりを見つめ直していくことで展開していきます。

その一つ一つがアクトノイドというガジェットを生かした想像力を刺激されるエピソードになっていて、登場する人々も個性的で飽きさせません。

文章も読みやすく、話の完成度が高いと感じました。
間違いなく一読の価値があります。

★★★ Excellent!!!

SFヒューマンドラマです。

人口筋肉、人口皮膚によって作られた演技用ヒューマノイド、通称アクトノイド。
オペレーションサークル、オペレータースーツ
などで設定がリアルです。本当に未来にはできるのではないかと思います。

アクトノイドは、人間では危険なアクションや人間がやりたくない役にも最適です。


ルックス重視の芸能界。ルッキズムの深いとテーマとも本作は関わってきます。


アクトノイドが役に立つのは演劇だけではありません。人間では難しい事故にも活躍!


全章でのヒロインの活躍が見物です。アクトノイドの可能性はここまであったか。
強くかっこいいだけでなく、考え方もいいです。


人間の演技とアクトノイドの演技、どちらが上か……ぜひ、本編を見てくださいませー。

★★★ Excellent!!!

舞台の中央でスポットライトを浴びる、威厳にあふれたアクトロイドの立ち姿。

演技力は超一流。それなのに、容姿に恵まれず不遇をかこつミカ。そんな彼女の前に開かれたのは、栄光への途か、それともさらなる絶望への扉か?
ミカが操った瞬間、まるで生命を得たようにオーラを放つアクトロイド(機械女優)の迫真の演技をご覧あれ!!