硝子の少女が望んだ小さな幸せ……。

硝子の体で生まれた少女は、常に周囲からの好奇の視線に晒され続け、そんな煩わしい他人を拒絶して生きてきた。
ひょんなことからランチタイムを共にする友人が出来た、気がしたのだが……。

主人公の心の叫びが、まさに『ガラスの針』の様に、痛いほどに読者の心に刺さります。
悲しい話だけど、不思議と澄んだ読後感のある作品です。

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