辛い運命に翻弄されながらも、小さな幸せを見つけ出し、強く生きていく物語かと思ったら、最悪なバッドエンド。そのバッドエンドの儚ささえも、透明。丁寧な描写と、他では見られない主人公の設定、まさかの同性愛。全てが新鮮で、美しく、醜い。惹き込まれました。
こんにちは、Aです!! 恋愛小説を書いていきたいと思っています。と言っても学生ということもあり、更新頻度はお世辞にも良いとは言えません...。しかし、時間を見…
描かれているのは現実にもありそうな日常のはずなのに、硝子の体を持つ少女という非日常の存在が日常と非日常の境をあいまいにしている。 美しい空も、とりとめのないおしゃべりも、何気ない母の言葉もさり…続きを読む
思春期、自分と人の違いは非常に恐ろしいものです。ぼくも容姿にコンプレックスを持っていたので、すごくわかります。あるいは、思春期に限らず。いつ何時でも堂々と生きられる人間なんてほとんどいないのかも…続きを読む
硝子少女の哀しみに共感というより、私自身の過去の傷跡がひりつくような痛みを感じました。ですが同時に、私が普段から感じている想いを、物語中に硝子少女が代弁してくれたように感じ、心の靄が払われてすっき…続きを読む
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