昨今では、珍しいまでの、独特の改行無しの文体と、多くの難しい言葉を、その文体に、綺麗に馴染ませる手法。御見それしました。これは素晴らしいです!!
ずっと先を見据えられる人間…そういう方は素晴らしい人です。 しかし、先を見据えることよりも足元に気を配る事はもっと大事だと思うんです。 だからオレは、足元に気…
あまり日常では使わないある種、堅苦しい語句や文体、そしてそれにリンクするかのような主人公の性格。いかにも思春期的であるのに、「中二病」とはまた異なった独自の孤独な世界を形成している。独特な言い回…続きを読む
歩く度に地響きが聞こえてきそうな……硬派でロックな女の子。硬めの文章は、主人公をそのまま表しているように思え、最初はとっつきにくく、最後は好感の持てる、そんな構成になっています。こういう女子がい…続きを読む
いつもなら難しい文体は敬遠してしまうのですが、「厭世の音色」の文章のリズムは心地よく、途中で挟まれる言葉遊びにも親近感が持て、楽しく読み進めることができました。そして読み終わる頃には唯のことが好き…続きを読む
のっけから引き込まれたしまった。“こちら側”の代弁者として、彼女以上に適した者はいないだろう。私は自分が決して猿側ではないという自負を持つが、彼女の“芯”を前にすると、自らの創作・思想を始めとし…続きを読む
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