荒廃した世界の中で、先輩は俺を待ってくれていた。

 高校生の主人公は、高嶺の花である令嬢で美少女の先輩に恋をする。そして、先輩に何故か気に入られ、付き合うことになる。しかし、その幸せな時間は長くは続かなかた。二人の前に飛来したドローンが、先輩に照準を合わせた。咄嗟に主人公は先輩をかばって……。
 しかし主人公は、蘇る。それを行っていたのは、先輩だった。そこは先輩が主人公の為だけに建てさせた、研究所のような場所だった。時は過ぎ、世界は荒廃していた。外の様子を知るには、ラジオの放送だけが頼りだった。そんな中、転がり込んできたのは、バケツ10個で身売りされた少女・ノゾミ。そして市場で出会った謎の男だった。この男から主人公たちは、「寺院」がこの地域で勢力を持ていると聞かされる。そんな寺院に、主人公たちは用心棒を依頼されるのだが……。
 そして「寺院」は主人公たちが追い払った残党の持ち物に、ラジオがあることを問題視していた。それは何故? さらに、「寺院」は主人公たちと同じような格好の人物を知っているらしく……?
 主人公たちはラジオ局に向かって旅立つのだが、そこで待っているのは?
 謎の男の正体は?
 先輩と主人公は、この荒廃した世界の救世主となれるのか?

 まだまだ謎が多いこの作品。

 是非、御一読下さい。

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