昔から物語を作りたいという衝動はあり、麻枝さんの作品に出合ってから、こんなにも人の心を震わせるものがこの世の中にあるのかという強いあこがれから始めました。 基…
夏の海を訪れた少年。イルカのように泳ぐ少女。彼らの秘密を知った時、世界は一変する。静かな海。太陽の日射し。生命を燃やすように、泳いで。禁じられた海の底。逸脱した、自由。二人きり、いつま…続きを読む
この作品、複数でありながら個である不思議な感覚を読む者に残してくれます。「人」という枠を超え、より長く深く、そして確実な繋がりを感じます。完全なSFで機械やデータの世界なのに、人間的な温かみや感…続きを読む
純度の高いSF作品です。切ないけれど、静かな余韻を残す幕引きに、ほおっと吐息が漏れました。
冒頭の詩的な雰囲気と、後半のSF的な展開の一見相いれない要素が、上手く調和した、絶妙な世界観を楽しませていただきました。短編で書かれていますが、続編や、オムニバス、番外編などあったら読んでみたい…続きを読む
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