星の思い出に託されたのは、愛した女性への想い

情景やドラマ展開を思い返し、ゆったりとした余韻に浸ることのできる作品です。
まだ年端もゆかない男の子と女の子のお話ですが、事態が進むにつれて、段々と彼らのおかれた状況が明らかになり、胸に刺さります。

子供を主人公にしなければ描けないお話。しかしカクヨムユーザーの主年齢層にあたる方々には、多くの想像と複雑な余韻を得られる、素晴らしい作品であると思います。

後半もありますし、大人向けのお話だと言うこともできるかもしれません。
やっぱり切ないですね。

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