概要
手を握って、明日を迎えに行こう。
悠久の昔。人を愛したひとりの花の女神が、自らの半身をひとびとに与えた。花の力を宿したものたちはブルーティアと呼ばれ、歴史の中に数多の奇跡を刻んできた。
女神が天界へ帰られ、千年が経った頃、ブルーティアのひとりが北の小国ツィリヤを滅ぼす事件が起きた。
人を愛した女神からの贈り物で災厄を引き起こすなど、もはやブルーティアに非ず。
大陸中が少女を「魔女」とののしり、断罪を叫ぶ中、少女は誰も侵せない六花の王宮に閉じ籠った。
それから十年、六花の王宮は、大陸の覇権を掌中におさめたド・カルト帝国の若き軍人の手によって開かれる______。
"永遠に歌いなさい。
いつしか時を紡げるように。"
"永遠に歩きなさい。
闇も光も貴女の道になるように。"
人を寄せ付けない冷淡
女神が天界へ帰られ、千年が経った頃、ブルーティアのひとりが北の小国ツィリヤを滅ぼす事件が起きた。
人を愛した女神からの贈り物で災厄を引き起こすなど、もはやブルーティアに非ず。
大陸中が少女を「魔女」とののしり、断罪を叫ぶ中、少女は誰も侵せない六花の王宮に閉じ籠った。
それから十年、六花の王宮は、大陸の覇権を掌中におさめたド・カルト帝国の若き軍人の手によって開かれる______。
"永遠に歌いなさい。
いつしか時を紡げるように。"
"永遠に歩きなさい。
闇も光も貴女の道になるように。"
人を寄せ付けない冷淡
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