第一前提として、ミリタリー小説はストーリー性が薄いものが多い傾向にあります。兵器の性能を描写する為に、取ってつけたようなストーリーなど……当然、これはこれで良い作品でもあったりするのですが。…続きを読む
素晴らしい作品、と一言で括れない程、個人的に感動しました。時代に翻弄され、戦禍で大事なものを失った人々が、力強く、明日を目指して生きる。或いは、今を生きる事を全うする。戦闘機が、郵便に使われ…続きを読む
我々のものによく似たどこかの世界、熾烈な戦争をくぐり抜けた大陸の片隅で。 いまだ戦雲の名残漂う空に、かつて最強を謳われた幻の重戦闘機が羽ばたく―― 何とも男の子の心をくすぐる基本設定で、物語…続きを読む
いくつかの連作で綴られる、元・戦闘機と元・戦闘機乗りの物語。 非合法な「配達屋」として飛ぶ「彼等」、其処に巡り合う人々の思い。 今日も、翼を持った美しい火竜は、「たいせつなもの」を運び続ける。…続きを読む
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