概要
異世界は、弱い自分から逃げる場所じゃない。
逆無 輪と鷹崎 舞は現代魔術師である。
輪は二人きりの同好会に所属する残念美少女、舞と異なる世界を行き来する生活を送っていた。
しかし、いつも通りに異世界を訪れた二人は帰り道を人為的に塞がれてしまう。
そこに舞い込んだのは得体の知れない『魔王』と名乗る人物からの手紙。
仕方なく異世界での生活を模索しながら、二人は『魔王』について探ることにする。
敵を持たないが故に振るえなかった力は、異世界という舞台で解き放たれる。
そして、二人はその先にある全ての真実へと近づいていく。
今ここに正体を隠した相手を探し出す、『魔王』と現代魔術師の戦いが始まったのだった。
———逃げるな、前へ進み続けろ。
※初の異世界ファンタジーになります。感想・批評大歓迎です。宜しくお願い致します。
輪は二人きりの同好会に所属する残念美少女、舞と異なる世界を行き来する生活を送っていた。
しかし、いつも通りに異世界を訪れた二人は帰り道を人為的に塞がれてしまう。
そこに舞い込んだのは得体の知れない『魔王』と名乗る人物からの手紙。
仕方なく異世界での生活を模索しながら、二人は『魔王』について探ることにする。
敵を持たないが故に振るえなかった力は、異世界という舞台で解き放たれる。
そして、二人はその先にある全ての真実へと近づいていく。
今ここに正体を隠した相手を探し出す、『魔王』と現代魔術師の戦いが始まったのだった。
———逃げるな、前へ進み続けろ。
※初の異世界ファンタジーになります。感想・批評大歓迎です。宜しくお願い致します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!舞台は異世界。泥臭く、人間臭い現代魔術師の活躍は必見
主人公とヒロインを見守りたくなる異世界物は久しぶりでした。
男女の現代魔術師がある日、訪れた異世界に閉じ込められてしまう転移物。
常識あるキャラ達、オリジナル性高い学園・魔術の定義、丁寧な心理描写を描いた異色の作品です。
元の世界に帰還できない不安の中、主人公達は持ち前の魔術で粗削りながら活躍を見せます。
このテイストからチート無双展開に方向転換しなかったのは、評価できるポイントです。
最初、主人公は魔術を人に向けるのを躊躇う。
元の世界を回想しつつもヒロインと協力して見知らぬ世界の不安と戦います。
人間臭いながらも常識人同士の会話には安心感を覚えました。
人間臭さやリアルな感情を描写し…続きを読む