ユキという儚さと冷たさと……

好都合と思っていた条件が、刻を経ていくうちに形を変えていき。
最後には寂しさとほのかな幸福だけが残る。

人の心がその気持ちひとつで、残酷にもなり愛にもなり得る。
こんなにも両極のものへと変化していく様子が、端的でかつ直線的に伝わってくる切ない物語。

他の作品では味わったことのない読後感でした!!

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