どんどん引きこまれてゆく心霊・怪奇譚

 お店にやってくるお客さんが著者に語る、怪しい、妖しい、奇しい、お話の数々。
 文章力が素晴らしく高く、自然とお話に引きこまれてゆきます。読み手も怪奇の現場に居合わせているような臨場感を味わえます。
 内容もバラエティに富んでおり、不思議な話、ゾッとする話、心温まる話などなど、面白いし、怖いし、切ない。

 日常のすぐそばに、怪奇への入口はあるのかもしれません――。
 

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