経済の事を書かせるなら『六畳のえる』

この人の作品の特徴を挙げるなら「勉強になる」ことが真っ先に来るだろう。
以前も異世界ものでレートの仕組みを子供にもわかるように書いていた。

今回はネットワークビジネスだ。
いやいや、それだけじゃない、新興宗……いや、それは本文で確認して貰おう。

如何にもなセールストークも、怪しいおっさんが相手ならマッハで拒否できようが、そこは自分が狙っていためっちゃ可愛い女の子となると下半身で妄想する高校生男子としてはそうはいかない。
隙あらばどうにかしてこの子と付き合うために、いや、一分でも一秒でもこの子と喋っていたいがために、怪しげなセールスを受け入れてしまうというものだ。

勿論買うわけではない。そこら辺は彼もマトモな思考を持っている(というか金がない)から大丈夫なのだが、彼女の立ち上げたビジネス研究会で二人っきりで話す時間が作れるのなら、いくらでもトークを聞こうじゃないか!となるのもうなずける。

そこに入って来る校内一の美女と呼ばれる先輩……何これハーレム?と思いきや。
全く嬉しいような嬉しくないようなハーレムが展開され(?)いろんな意味で自制心が試され(?)さらに巨乳幼女(でも女子高生だ)も入って来て、外部の生徒や他のネットワークビジネス、宗教、ああもうなんでも来いやー!

さて、主人公の運命や如何に!?

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