勝手に「登場人物の語り口調で進むミステリーは傑作」と思っている私。何が起きていたのか、すべてを語り終える時、驚きの真相が浮かび上がります。
8月『猫と涙と昼行燈 公事宿まんぞく庵御裁許帖』をポプラ文庫さまより刊行!! 《既刊》 ・ポプラ文庫ピュアフル 『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です』…
ブティックで働く女性は、向かいのカフェに佇む男性に好意を寄せていました。ある時、男性と近づく機会に恵まれ距離を縮めるのですが……。 違和感を抱えつつ迎えるラストの一文、芽生える謎と恐ろしさが後…続きを読む
紳士はマネキンの方を見初めたのかな・・・?と思いましたが、まさかのどんでん返し!彼女が見たものは一体なんだったんでしょうか・・・
怖い。いや、怖いよ。読み進めていくとまとわりついた違和感が重くなっていき、ラストで客観的事実が明るみになり、彼女の証言に綻びが生じる。どこから間違っていた? はじめからおかしかったのか?辻褄合…続きを読む
ミステリーでは読者を騙すことが一番大事だ。その上読者たちに「気付こうと思えば気づけたのに!」と思わせられれば完璧だ。 この作品は主人公の一人語りのみで構成されおり、貴婦人のような口調でことの顛末…続きを読む
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