へい、Ziri！異世界への生き方を教えて。

化学物理を担当する猫屋敷のもとに、教え子のハルカが「質問があるんですが…。」と尋ねてくる。その質問は、”異世界へ行くにはどうすればいいか”というものであった。そのバカげた質問を猫屋敷に軽くあしらわれたハルカは、猫屋敷のスマホに同じ質問を繰り返す。“すみません。わかりません。”という答えを猫屋敷は予期していたが、彼のスマホからは予想だにしない答えが返ってきた。
”ダルタクスゼイアンへの行き方のことですか。”その不気味な機械音声がきっかけで、二人は異世界へと迷い込むことになる。