概要
魔王も彼らにあこがれる。では、その逆は……?
世界を破滅に導く存在、魔王――は、しばしば勇者に倒される舞台装置として描かれる。
自らを慕う部下にそれを愚痴る日々もこれまでだと一念発起し、勇者になることを決意した彼だが、現実はそんな簡単ではなく――
やることなすことすべてが先入観で見られ、常に悪評が付いて回る魔王という存在は勇者になって『舞台装置』の道から外れることはできるのか
自らを慕う部下にそれを愚痴る日々もこれまでだと一念発起し、勇者になることを決意した彼だが、現実はそんな簡単ではなく――
やることなすことすべてが先入観で見られ、常に悪評が付いて回る魔王という存在は勇者になって『舞台装置』の道から外れることはできるのか