じとりと背筋を濡らす花びら

花にまつわる恐怖のオムニバス。
淡々と、静々と、音のない美しい怖気が背筋に散っていく感覚に襲われます。
私は中でも「歯」がお気に入り。
一輪一輪、取り返しのつかない仇花を楽しめます。