しんと静まり返る闇

まさに純文学の香り高い作品でした。
うまく言葉が出てきません。
美しい表現、選び抜かれた芸術的な言葉たち。
しんとした闇の中、ぼうと浮かび上がる光が脳裏に浮かびました。
主人公の男は何をしたのでしょう。
何を求めてここに来たのでしょう。
最後の一行まで読み終えると、解けないミステリーのように闇が迫ってきます。
静かな作品がお好きな人にぜひ読んでほしい。

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