エピローグ

 三学期が終わり、久しぶりに熱海に行った。

 高校三年に進級することができた。

「瑠果くん、久しぶりだね。ここに来るの」

 防波堤に腰かけて、瑠果くんと話している。

 立ち上がって、叫んでみた。



「わたしは生きてて、よかった!」



 生きてなければ、瑠果くんと出会えなかった。

 とても素敵な出会いがあった。

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青空のしたで 須川  庚 @akatuki12

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